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グリニッヂ・ヴィレッジ

サンデー・マーケットを見に、ロンドン郊外の グリニッヂを訪ねる。

こういうこぢんまりとした、空の広い街に住んで、 ロンドンへ仕事にゆくのもいいなぁと思う。 あるいは、ロンドンの市内に住んで、 家族でグリニッヂの休日をゆっくり過ごす。

街の一角にいくつものマーケットが隣接しているから、 あまり歩き回らなくてもいいのがうれしい。 たくさんあるクラフトショップのなかでも ほんとうに気に入ったもの、つまり、オリジナルの ここにしかない素敵なものは少ないけれど。 だからどうしても、気に入った店でたくさん買うことになる。 そして、気付くと現金がけっこう出てしまっている。 塵も積もればなんとやら、である。

日本ではまだ知られていないイラストレーターのカレンダー。 凝った手づくりのクリスマスカード。おかしな小さなものたち。 重いものは買えないから、自然と紙製品になってしまう。

ロンドン市内では通説ほど犬を見ないのだが、 ここではご主人と一緒に悠々としたペースで歩いていてうれしくなる。 いろんな犬がいるものだなぁと、ゆきすぎる顔を覗き込む。 雑種よりも純血種らしき犬が多くて、 レトリバーなどの大きな犬より、個性的な小型犬が多かったようだ。

ショッピングのお昼ごはんは、露店のポテト。 日本の数倍ある大きな皮つきポテトにカレーをトッピングしてもらい、 小雨まじりの寒さにふるえつつ食べる。 珍しいものではないけれど、あったかくてシンプル。 気取りのないシンプルさは捨てがたい。 日本でも、こんなマーケットのわきで、あったかいお茶づけの 屋台を出したら楽しいだろうなぁ。

シンプルな食材で、あったかくて、あっさりした栄養のある食べもの。 あんまり凝ったものや、遠い外国のものでなくていいから。 質素なものにこそ、その国の食の原点がかいま見える。 ポテトと塩と、紅茶。ごはんと梅干しと、番茶。

ガラガラの映画館で観たかったアニメ映画を観て、 かのグリニッヂ天文台にもカティーサーク号の近くにも寄らずに じゅうぶん満足して帰途に着いたのであった。
(マーズ;001205)

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