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郵 便 局 で の 教 訓

観光旅行とはいえ、イギリスに1週間もいると、たまった買い物 (ゴチャゴチャした物や本など)をどうするかが問題になってくる。 そこで、ある程度たまると、郵便局から日本へ送るようにしている。 ロンドン市内の大きい郵便局にはたいていショップが併設されていて、 カードや封筒・便箋・筆記具の類いが、 ちょっとした文房具店並みの品揃えで並び、日本人を魅了する。 店のロゴも郵便局とタイアップしていてかわいい。

荷造り用のダンボール箱も、郵便局で売っている。 ガムテープは普及してないようだが、 かわりにビニールの幅広テープがある。 さて、ダンボール一式をホテル(たいてい近くにある)に持ち帰り、 ああでもないこうでもないと荷造りに精を出し、 宛名を書き、再び荷物を抱えて郵便局へ。

2度目のこの時、1度目の旅行の時には起きなかった問題が起きた。

その時郵便局は混んでいて、10人以上が1列にずらっと並んで順番を待っていた。 ところが、皆が待っている窓口は混んでいるのだが、私達が荷物を送る窓口は 空いていたし、職員は余っていたので、迷いながらもつい列を無視して そちらへ行ってしまったのだ。

すると、間髪を入れず客と職員双方からブーイングが起こった。 「CUE!…」という単語が聞こえて、「しまった」と気付く。 私達は(マーズとシィアル)、並ぶようにと注意されたのである。 順序を守って並ぶという誰でも知っているルールに、例外はなかった。

結果、数人抜かされて列の最後についた私達は、 小包を航空便で日本へ送り出すための窓口へ行った。 が、送料でまたつまづく。ほとんど現金を持ち歩いてなかったので、 5千円程度の送料をクレジットカードで払おうとすると、クレジット万能のイギリスとは言え、 ここでは使えないという。何か他にも言っているのだが、英語がよくわからない。 いったん外に出る。

すると、建物の外壁にはクレジット会社共通のキャッシュ・ディスペンサーが。 そこで無事VISAからキャッシュを引き出し(借り)、 めでたく荷物は私達の手を離れたのであった。

「キューする」ことをはじめ、ロンドンで生活している世界中の人々が、 かくもイギリス式マナーを守っていることに驚嘆する。 この経験で、自分達がルールを本当は良く知らないのだということも、ちくりと感じた。 きっとロンドンで暮らし始める外国人は皆、大なり小なりこの種の経験を積んで、 社会にとけ込んで行くのだろう。 (マーズ)

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