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コーヒーの起源は中近東。
アラビアで「霊薬」としてして生豆を煎じて飲んでいたのがコーヒー飲用の始まりだそうで、やがて味・香に優れる煎り豆を粉にして用いるようになりました。 飲めば気分爽やか頭が冴える、有り難いお薬なので、 回教のお坊様達が夜通しのお祈りを捧げる時に愛飲するようになり、メッカ、カイロ(エジプト)と渡り、トルコで1600年頃一般の人にも大ブレイク、コンスタンチノープルから西洋諸国へ流行して行きました。だからコーヒーのはじまりはいまでもお馴染みの粉入りどろどろのターキッシュ(トルコ風)コーヒー。現在もコーヒー豆の主流はアラビカ種ですから、他の嗜好品とは違って今私達が頂くコーヒーもあまり昔と違っていないかもしれませんね。
回教の聖典「コーラン」ではアルコールは禁止されていますから、回教国ではコーヒーがお酒のかわりに流行ったようです。後にメッカなどではコーヒーは弾圧されたといいます。コーヒーは「酔い」ますし、癖になりますからね。イギリスでは「禁止令」も出されたとか。コーヒーが駄目、というより 大勢がカフェに集まってダベるのがお上の気に障ったんでしょう。
紅茶を世界に広めたのが英国なら、コーヒーを広めたのも英国と言えます。 また、現在コーヒーが大量に産出されるようになったのは巨大コーヒー消費国アメリカの存在に依るところが大きい訳ですが、アメリカが何故コーヒー党になったかというと…英国の茶税の高さに怒って紅茶と英国から縁を切ったせい(シャム猫亭参照)。以来200余年、アメリカ人は四六時中薄いコーヒーを茶のように飲んでおります。
(ナルシア)