※ 紫 の 注




  紫 の 注  


(1)
白い花 :
最近ハーブガーデンで目にするムラサキ科のハーブ「アルカネット」
は、長くうねった穂先に鮮やかなビロードのような青紫の花をつけます。
良い蜜が採れるのか、初夏の一日の花盛りのガーデンで、
この紫色の一角だけに夥しい数のむくむくとした黄金色の毛に
包まれたクマバチが高い羽音をたてていました。 




(2)
薬用 :
テレビCMでもよく聞く「紫根エキス」。
火傷、湿疹等の皮膚疾患に効果。





(3)
洋の東西 :
古代ヨーロッパの「高貴なる」紫(パープル)は地中海産の貝紫。
日本人から見ると「赤紫」に近い色です。
和紫はパープルとヴァイオレットの中間で、「正しい紫」って感じがしませんか。





(4)
虚無への供物 :
講談社文庫





(5)
氷沼家 :
氷沼家の宝石を持つ者は、その色に因んだ名が付けられています。
トパーズの「黄司」くん。ルビーの「紅司」さん。
秀逸なのは、ダイヤモンドの「蒼司」兄さん。





(6)
お守り :
プリニウス等によると、宝石は様々な薬効があると信じられていたようです。
見ていると目に良いエメラルド、飲むと(!)万病に効き目があり力の湧くルビー…
見た目だけで言ってますよね。


1998年12月



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