Secret  Herb  Diary
- ナルシアの解答編 -


(1) 育たぬ ミ ン ト
切り過ぎてませんか?
切る時に、「次に芽の出る所」を残してやって下さい。古い切り跡を見るとわかるけど、たいていの植物は「切り口」から伸びずに、その下に残った「芽」とか「節」から新しく伸びます。ミントだったら、葉の付け根にある小さな葉とか、茎の節にある緑の芽とか。切る前によーく見て下さい。
葉っぱが残ってますか?
棒のような茎だけ残しても、葉で光合成できないので、栄養が造れなくなって育ちません。
根詰まりしてませんか?
ミントはあっという間に育つので、当然根もものすごくはっています。鉢からはずしたら根が鉢の形に固まっていた、ということがよくあります。根をほぐして株分けするか、半分くらい切り捨ててしまって、新しい土に植え替えます。
予備を取っておきましょう。
切ったり植え替えたりする時、大事な株は、枝先を摘んで水につけて発芽させ、まさかの時に備えましょう。親株が何かの具合でだめになっても、「ああ、この子さえいれば・・・。」ミントは特に株によって香りが違いますから。一番良いのは初夏に伸びるランナー、まっすぐの茎のような根のような、節ごとに緑の芽のついてた「何これ」というようなちょっと不気味な繁殖茎。これを「一寸試し、五分試し」・・・と節毎に切り離し、土にさしておくと、あら不思議、幼苗がいっぱいつくれます。香りも良い。
(2) 枯れる チャービル
風通しよく育てて下さい。
チャービルは蒸し暑い所では難しいですよねえ。秋植えにすると春先ものすごくよく繁って、5月ごろ繊細な花が咲きますが、なるべく花茎を摘んで、延命します。花が終わって夏になると枯れるので、夏場の分は冷凍保存した葉を使い、秋になるのを待っています。まぁ、もともと春の訪れを知らせるハーブだし。うちも暑すぎて、タラゴンが育ちません。そのかわり、バジルが12月まである。
(3) あっという間に育つ ベルガモット
それでいいんです。
どこも悪くありません。上手に育てています。私はベルガモットを育てたことはありませんが。なぜかというと、「大きく育つから。」うちにはそんなスペースはない。シィアル家はスペースがあるから、秋になったら株分けして、花壇に植えれば良いのだ。
(4) 立派な チ コ リ
だから、それでいいんです。
人の背丈くらいになるのが普通。レストランのサラダで食べるチコリは、農家がホワイトアスパラのように軟日栽培した野菜です。自分で食べる時は出たばかりの若葉をちぎって食べます。花も食べられるそうです。根はフランスではコーヒーにするそうです。ノヴァリースの「青い花」のもとになったゲルマン民謡の”青い花”は、このチコリの花のことで、この花の下には宝が埋まっているそうです。でも、自分で植えたんじゃ、宝はないよね。
(5) 花の咲かない ナスタチウム
咲かなくていいんです。
ナスタチウムは暑い盛りには花が咲かないので、そのまま朝顔の影で涼しく過ごさせておいて、秋になって終わった朝顔を片づけてからが勝負です。でもうちの近所に去年素晴らしい青い色の朝顔に埋めつくされた塀があって、この朝顔があろうことか10月いっぱい咲いていた。(思わず弟子入りしようかと思った。)こんな朝顔には勝てない。
(6) 枯れる キャットニップ
干からびたら何でも枯れるんですよ。
キャットニップでなくても干からびたら枯れますね。鉢はすぐ乾きます。要は忘れるのが問題なんで、ベランダ・ガーデニングのいいところは全部”見えるから”忘れない点ですね。名前でもつけて可愛がるか。「ベルー、チコー、お水あげるねー。」・・・やめとこう。
(7) 消えた バ ジ ル
日当たりが命なんです。
バジルは日当たり命ですから、まだ小さいうちに他の植物と寄せ植えをすると陰になって、枯れてしまいます。寄せ植えをする時は、それぞれの植物の成長の早さや形(背が高くなるとか、横はりになる、垂れ下がる等)、日当たりの必要性や水やり等の特性を考えて組み合わせて下さい。一番楽なのは乾燥を好み、日当たりを必要とするハーブと、水を多く必要とし、陰を好むハーブとを分けて植えることですね。あと同属異種をまとめて寄せ植えをするのも楽しい。(くれぐれもチコリやベルガモットのように巨大になるものを寄せ植えにしないように。)


挑戦編
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