花盛りのセージ

清々しい青空の下、秋の花々が満開です。
と、いいながらも、うちの庭には花屋さんの店頭に並んでいる
園芸花等はあまり目に付く様には植えていません。
ハーブが多いので、華やかな花があまりそぐわないのです。
原種の野の花のような、素朴な小さな花ばかり。

 初夏から咲き続けていたブルーサルビアがこの季節最高潮、
それに夏の間合わせていた数種類の白い花と水色の花が
次々と咲き終っていきます。
さてそこに。夏の間にすっかり大株となった鑑賞用のセージ達
が、草原の野趣を失わず、それでいてシンプルで鮮やかな花を
開き、秋の庭を彩ります。

 この頃お店のハーブコーナーに行くと、「◯◯セージ」と
セ−ジの名の付いた異なった種類のハーブが何種類もあって、
選ぶときに困る事が有りませんか?
適当に買ったら食べられない種類だったり、
思いがけず大きく育って困ったり。
実際、セージの多くは鑑賞用かポプリ用ですね。
私のおきにいりのセージを少し、御紹介します。
 


食用セージ

 コモンセージ

銀緑色の兎の耳のような細長い葉のセージ。
「コモン」は普通の、という意味です。
お料理に使う美味しいセージはこれ。
五月頃、ピンク色の可愛い花を穂につけます。

私はこのビロ−ドの様なセージのはっぱが、
食べる以外でも大好きで、そのうちこのセージを大量に育て、
大きなセージのリースを作るのが夢です。
ドライにしたセージはとても綺麗なんですよ。
 


鑑賞用セージ

(1) 葉を鑑賞するセージ

 ゴールデンセージ

明るい黄緑の縁どりと鮮やかな緑の、
爽やかな斑入り。
 

 トリカラーセージ

白、緑、赤紫の三色が混じった不思議な斑入り。
 

 パープルセージ

若い葉が赤紫。
 

これらの葉の美しいセージはコモンセージと葉の形が同じなので、
数種類取り合わせて植えても色違いで綺麗です。
 

(2)花を鑑賞するセージ

セージは「薬用サルビア」と呼ばれ、
一般のサルビアに似た唇の様な形の花を穂につけます。
草の形、花色はいろいろなので植えるときはよく調べて。
 
 

○草丈30〜50cmほどのセージ
コンテナにも手ごろです。

 チェリーセージ

穂に付く花はまばらな感じですが、僅かにローズがかった
ような、独特の趣きのある深紅の花です。
ぱらぱらと一年中咲きます。
 

 メドウセージ

ブルーサルビアに近い紺紫の花で、
葉は暗い緑なので落ち着いた雰囲気です。
夏から秋にかけ、根気良く咲き続けます。
 
 

○草丈1m近いセージ
何気なく買った小さな苗が数カ月でこんなに
大きくなるのでびっくり。
大きなコンテナや、日当たりの良い庭に。

 パイナップルセージ

明るい黄緑のダイヤ型の広い葉が
パイナップルの香りがする楽しいセージ。
セージにしてはやや横ばりの樹形で、日当たりを求めて
枝が伸びるのでどんどん切っても平気。
秋に鮮紅色の花を咲かせます。
(背景はパイナップルセージ)
 

 メキシカンブッシュセージ

細長い銀白色の葉をつけた茎がするすると伸びて、
秋に赤紫のビロードのような長い花穂をゆらゆらとつけます。
一株で根元から複数の垂直茎が出ます。
二、三株でかなりの壮観。


 セージは湿気にあうと葉が黒く傷んでしまうので、
このあたりが雨ばかりだったこの夏はなかなか大変でした。
風通しを良くするために葉や枝を剪定し、
環境の好さそうな場所を求めてコンテナをあちこちに移動。
それでも兎耳のセージ(コモンやゴールデン)は
かなりダメージを受けて、株が小さくなってしまいました。
それでも花を鑑賞するセージは湿気も割合平気でした。

 今、玄関のコンテナには、紺紫に深紅が映える
控えめながらきりっと印象的深い寄せ植えが、
庭の片隅では私の背丈ほどの柔らかい紫の房が、
秋風の中で花開いています。
 



*- HOME*お天気猫や // Diary(ハーブ日記) Top // ハーブ・ガーデン -*