あかくて・あまくて・あったかいワイン  


ロンドンのおみやげに素敵な緑と金の小箱を頂きました。
中にはひとつまみずつてるてるぼうずのように
ガーゼにくるまれた佳い香りの粉。

ポプリのサシェ?お風呂に入れるバスバッグ?
あ、わかった、ハーブティーでしょ。
惜しい。
答えはmulling spicesでした。
これをワインに浸して温めると美味しいmulled wineができるんです。

mulled‥‥台無しにしちゃったワイン?
いえいえ、香料を入れて温めたお酒。
あったかくて甘いワインなんて気持ち悪いなんて言わないで。
中世の頃から身体に良い飲み物として欧州の人々に
親しまれてきた由緒正しい冬のお供なんですから。
ハリー・ポッター行き付けのお店「Three Broomsthicks」でも
Madam Rosmerta御自慢の「mulled mead(蜂蜜酒)」が登場します。

レシピはいろいろ、お好みまかせですが、
唯一絶対の秘方は「絶対に沸騰させない事」
慎重に60度くらいに温めます。

友達が集まった時など、寒い夜に芯からあったまる
古式床しい飲み物をみなさんでどうぞ。



● mulled wine ●

材料

 赤ワイン ボトル1本
 オレンジ 2個
 レモン  半個
 クローブ 6個
 シナモンスティック1本
 ナツメグ少々

 白砂糖、ブラウンシュガー、蜂蜜 等 大匙1〜  

 ブランデー、コニャック等(オプション)
 紅茶、湯(オプション)

作り方

 小鍋にワインを注ぎ、弱火にかけます。
 スライスしたオレンジとレモン、
 スパイスを混ぜます。
 鍋がふつふつ沸く前、触れないくらい熱くなったら火を止めます。
 温めておいたグラスに注ぎ分けます。

赤ワインは安くて思いっきり渋くて濃いのが合います。
高価で軽やかで滑らかなものは却下。
あれこれレシピを見ているとblackberryとか
black plum とかblackcurrantとかGinger Wineとか
いろいろオススメがあって楽しい。

砂糖や洋酒はあらかじめ鍋にいれてもいいですし、
各人がそれぞれ好みでグラスに入れても。
濃すぎるようならお湯や紅茶で割ります。

スパイスはレシピによっていろいろです。
お好みで。
私が貰ったミックススパイスを解いてみると
砕いたシナモンとホールのクローブの他に
ホールのオールスパイスもたくさん入っていました。



● a glass of mulled wine ●

一人の夜を楽しむ時にはもっとお手軽。
マグカップか耐熱グラスに赤ワインを注ぎ、
オレンジかレモンスライス一切れ、
粉末のスパイスかホールスパイスを割り入れて
電子レンジで沸騰させないように温めたら、
はい、できあがり。



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