オレンジの花の香
 
うわあ寒い寒い、
こんな冷たい風のぴゅうぴゅう吹く日は、
早くおうちに帰ってお気に入りのお茶を飲んで
あったまる事にしましょう。
 
今日はオレンジの花のお茶。
もともと真っ白な星型の五弁の花がドライになって
薄い茶色のかんな屑みたいにくるりと丸まっています。
オレンジの花のお茶ってどんな香がすると思いますか?
オレンジの果実の香とは全然違いますよ。
花のお茶といったらバラ、ジャスミン、ラヴェンダー、
そんな香水のようにきらびやかでもありません。
リンデン‥‥にちょっと近いかな、
しっとりと深くて馴染み深い、
これは蜂蜜の香り?
オレンジの花ってはちみつの香りがする。
 
逆ですね。
ハチミツが、花の香りをしているんです。
蜂蜜は蜜を集めた花によって少しずつ香りが違います。
力強いレンゲ、繊細なアカシア、
控えめだけど清々しいクローバーの蜜も素敵ですね。
以前住んでいた海辺の町には春早く咲く花を追って
養蜂業者さんが蜜蜂を連れてきていました。
自分の好きな花だけの純粋な蜂蜜、って採れたら
最高の贅沢ですよね。
フロリダ産のORANGE BLOSSOM HONEYは
癖がなくてぱあっと気分の明るくなる香りです。
 
 
*芳香蒸留水*
 
ハーブからオイルを抽出する際に同時に取れる
芳香蒸留水の中で
有名なのはバラ水、ラヴェンダー水ですが、
お店でオレンジフラワーの芳香蒸留水発見。
人工的に香りを着けた化粧水と違って
蜂蜜に似てさらに華麗でしっくりと馴染む香。
ドライの花には無い、おそらくオイルにも含まれない、
爽やかさが加わっていて、なんて奥深い香りでしょう。
同時にやはり蜂蜜系で優しい香のリンデン水も
発見しましたが、こちらはあいにく売り切れでした。
 
 
*エッセンシャル・オイル*
 
オレンジの花から抽出するエッセンシャル・オイルは
果実のエッセンシャル・オイルを採る
スィート・オレンジからではなくて
ビター・オレンジから採る「ネロリ」オイルです。
私はまだ見つけていないのでどんな香か知りません、
ただいま捜索中。楽しみです。
ビターオレンジの葉から抽出した「プチグレイン」オイルは
かなりシャープな強い緑の香りです。
 
 
*お茶*
 
小匙に山盛り一杯、ガラスのポットにいれて
三分たったオレンジの花のお茶は
オレンジ色ともはちみつ色とも言えるお茶になりました。
リンデンと半々にいれるとさらに深みが増しておいしい、
リンデンフラワーはお湯の中で柄の先の小さな花を
ぽつん、と開きます。
甘味はもちろんお好みのはちみつで。
 
 
*お風呂*
 
お茶を飲んだ勢いで、オレンジの花のお風呂にも
入ってみて下さい。
ハーブティー用のドライオレンジ花を軽く二握り
お風呂用のバッグに入れます。
オレンジの花の香りが心を休めて、ぐっすり眠れます。
 
北風の音を聞きながら初夏の日射しと
香り高い白い花の夢を見て。
 
 
 
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