その一:ハーブ苗
・苗の購入
ハシゴの勧め
嬉しい事に、このごろはたくさんのお店にハーブの苗がおいてありますね。
お店によっておいてある種類が違うし、入荷先も変わるし、時期によっても種類が
変わりますから、おめあてのハーブ苗がみつからなくてもあきらめないでこまめに
何軒か、機会のある度覗いてみてください。遠くの大きな園芸店やホームセンター
に無かった苗が、いつも買い物に寄るスーパーや角の花屋さんに置いてあったり、
昨日はなかったのに今日はどっさり並んでいる、なんて事はしょっちゅうあります
から。
また、同じ種類でも苗によって香り等異なっていますので、よっく吟味して選び
ましょう。大木注意
店先に並んでいたのでつい買っちゃった、という事もよくありますが、なかには大
木…とまではいかなくとも思いがけず大きく育ってびっくりするハーブもたくさん
ありますので(「シィアルの秘密の花園」参照)、衝動買いには御注意。あなたはだあれ
お店で付けられている名札はときどき(頻繁に!)間違っている事がありますので、
過信しないように。苗の時は見分けがつきませんが、少し大きくなってから「あ
れれ?」と言う事も。(更に、お店に並んでいる段階ですでに「あれれ?」と言う
事も。)
でも、名前は正しいけれど苗が変異していて「あれれ?」という時もありますので、
まああまり気にしないで。
・苗の定植
ポットから出すときは苗の根元に手をあて、軽く逆さにしてビニールのポットをすぽん、
とはずします。根に土の付いたままプランターや地面に掘った穴に入れて土を
被せて定植します。土が濡れていると根が切れてしまうので、なるべく乾かし気味
にして。
土は、酸性土壌に弱いハーブが多いので事前に石灰を混ぜて寝かせておくと良い
ですが、プランター用のブレンド土ならそのまま使えます(花用の栄養たっぷりの
土は避けます)。下に赤玉土等のごろごろとした粒状土を敷いて。箱入りポット苗
ポリポットに入って売られている苗はお家で定植しますが、お店に並んだ苗の多くは
温室育ち。急に苛酷な環境に晒されないように気を付けて下さい。特にバジルの
苗は寒さに弱く、冷たい風にあたると枯れてしまいます。
ポリポットに入ったままでもしばらく苗は元気ですが、根が底穴から出ているよう
でしたら土に植え込んでやって下さい。
我が苗自慢
秋に御自分で種を蒔いて育てた大事な秋蒔き苗は、もうずいぶんしっかりと丈夫に
育っているでしょう。定植してやると気持ち良くぐんぐん育ってゆきますよ。
多くのハーブ苗は市販でも簡単に安く手に入るようになりましたが、やっぱり自分で
冬越しさせた苗は丈夫で早く育ちますし、薬など使っていないので安心です。
欲しい苗が欲しいだけ手に入らない事もありますし。
いえ、欲目ではなくて環境の変化や輸送の負担がないせいか、自家製苗は本当に
良く育つんですよ。余裕有る生活
苗は小さくて可愛くてもハーブは大きく育ちますので、植え付けの間隔は広くとって
下さい。今見栄え良く配置すると、すぐぎゅうぎゅうになって何度も植えかえが
必要になってしまいます。
種類にもよりますが、ふつうの65センチプランターに2〜3株で充分なくらい。
欲張っても5株。寄せ植え
寄せ植えはそれぞれのハーブの好み(水・肥料・光・土等)がある程度似ているもの
を選ぶと失敗しません。
それぞれの成長の仕方(高くなる・横に広がる・垂れ下がる・絡み付く等)をイメージ
して配置して下さい。一緒に植えた苗の成長の妨げになるものもあります。ミントのけじめ
同じ系統で微妙に違う種類を会わせて植えるのも綺麗ですが、地下茎で増える
ミント類は一緒に植えるとごちゃまぜになってどれがどれだか判らなくなってしまい
ます。土の中にプラスチックのしきり板などを埋めて根の侵入を防ぐと良いです。
それでも交雑してしまうので、子孫の正体は不明になります。セリ科の距離
同じ系統といえば、見た目もそっくりのセリ科のフェンネル、ディル、キャラウエイ、
コリアンダー等はいずれも香りの良いシードが楽しみですが、互いの花粉が
間違って付いて交雑しやすいので、なるべく離して植えて下さい。私はそれぞれが
開花すると時間差で鉢をあちこちに移動していました。 →Next
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