憧れのセージリース
 

玄関ドアやお部屋の中にリースを飾って
楽しむ季節になりました。

輪にした蔓や小枝を土台に、お好みのドライハーブや
木の実を様々にデザインして止めつけるのも楽しいですが、
庭で大きく育てたハーブの枝をばっさりと刈って、
部屋中芳香でいっぱいにしながら
丸い形を作っていくのもなんとも言えず佳い気分。

生葉のリースを作って湿気の少ない場所に飾っておくと、
するすると後日乾燥リースになるし、短く切り分けた枝を
良く乾燥させてからとめつけていく方法だと、
初めから完璧な形が出来上がります。
生葉は乾燥すると縮むので、隙間が開いたら
あとから枝を足して形を補います。

枝が長く伸びて形を作るのが簡単で、
するすると早く成長して、
しかも一番クリスマスらしいのは色も形も香りまで
針葉樹の葉そっくりのローズマリー。
細かな枝葉がもしゃもしゃと素朴で、
いろんな色や香りの枝を組み合わせても楽しいタイム。
淡い翠色で花ばかりでなく全草が香るラヴェンダー。
なかでも私の最大の憧れはセージで作るリース、
それも、鑑賞用のセージではなくて
いつもお料理に欠かせない、
コモンセージのリースです。
それこそ青磁色のビロードのような
長細い兎の耳の形の葉は、乾燥させると
軽く縮んで波打って、風合いの有る銀緑色の
落ち着いたドライハーブになります。

以前、房総の大きなハーブガーデンで、
レストランの個室の重々しい木製の扉の上に、
大きなセージのリースがかかっていました。
厚味のある渋い光沢の葉が羽毛のようにぎっしりと輪になり、
暗い葡萄色のヴェルヴェットリボンが
ゆったりと結ばれていました。

これぞ夢に見たセージのリース。

葉は乾燥すると小さくなるので、ここまでぎっしり
ふかふかにするには生では相当な量を必要としたことでしょう。

いつか自分で作ろうと決意して、引越してきてから
庭のあちこちにセージを植えたのですが、
コモンセージは他のハーブより成長が遅いし、
湿気に弱くて雨ばかりの夏に傷んで株は小さくなるし、
なにより私がはしから食べてしまうので
なかなか大きくなれません。
数年たてばかなりの大株に成るはずなのですが。
あまり食べずに放置して、育ってしまって大変、
という方は是非枝ごとばっさり刈り取って、
素敵な大人のリース作りに挑戦してみて下さい。




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