◆かみつれのお茶会◆
 
 
  

見て可愛くて、香りが良くて、飲んで美味しくて、  
薬効があるというのだからカモミールは偉いです。  

花のお茶は数々あれど、多くは薔薇、ジャスミン、  
木犀のような濃密な香りですが、  
カモミールは優しい林檎のような香り。  
花の姿も素朴なまんなか黄色の白い花弁、  
葉も軽い緑の羽のよう。  
効き目は御存じ、ピーターラビットの保証付き、  
神経の興奮を押さえて安眠を誘います。  
そのカモミールの小菊のような花が、  
次々と咲きはじめました。  
今咲いているのは、ジャーマンカモミールです。  

カモミールの花は開き初めは中心の黄色の部分は平らで、  
よく見るデージーやクリサンセマムに似ています。  
このまんなかが日に日にぽっこり盛り上がり、  
黄色い卵の様な形になってきたら飲み頃です。  
枝を付けずに花だけ摘んで、熱湯を注いでかみつれの  
お茶を頂きましょう。  
そのまま黄色い卵を置いておいたらそれが  
そのまま種になります。  
友人の家の芝生では毎年こぼれ種で殖えた  
カモミールが咲いています。  

外から帰って来て玄関に入る前に、  
飲み頃のカモミールの花とミントの葉をいくつか一緒に摘んで、  
家に入ってまず一杯、というのが私のこの季節の週間です。  
時々花の様子を見て、頃合の花だけ摘んで  
窓辺に吊るした籠にほうりこんでおけば、  
ドライカモミールができます。  
よく乾いた物を乾燥剤を入れた密封容器で保存すれば、  
一年中カモミールが楽しめます。  
沢山採れたらお風呂に入れたり石鹸を作ったり、  
なんだか考えているだけで幸せな気分になりますね。  

  

- カモミールとアップルミントのお茶 -  

カモミールは中心がよくふくらんだものを花だけ2、3輪、  
アップルミントも穂先を2、3枚。  
ペパーミント、レモンバームを一緒にしても美味しい。  
できれば透明ガラスの耐熱カップにさっと水で洗った  
ハーブを入れて、沸かしたての熱湯を注ぎ、5分待ちます。  
お茶会なら人数分、やっぱりガラスポットで。  
お好みではちみつを入れて。  
(ただし、はちみつを入れるとミント類のお茶の色は薄くなります。)  

  
  
そういえば、このあいだ「ハーブ増殖計画」の  
余話で書いたんですが、お店で売っている  
ジャーマンカモミールとローマンカモミールの  
苗の名札が間違っていると言う話、  
実は今年も引っ掛かりました。  
以前苗を買ったお店から900キロも離れた  
この地でよもや同じ間違いを犯そうとは。  
高く花枝を伸ばすジャーマンカモミールの隣に一株、  
じわじわと艶の有る緑を横に広げて行くばかりの  
ローマンカモミール。  
ローマンカモミールの開花はもっと遅く六月以降、  
緑の絨毯の中にやや大振りで薬効の強い花を咲かせます。  

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