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「猫たちの暮らしぶり。」
 
今年は、まったくもって奇異な変化がありました。
五月と十月に、仔猫が来たのです。
いや、正確には、ひろったのですが。
これからいつまでかわかりませんが、私の二階の部屋には
猫がいることになります。
一応二部屋あって、たいていは往き来できるように
境の襖をあけてやっています。

猫といっしょに暮らす毎日が
唐突に始まってしまい、かつて複数の犬猫を同時に飼ったことが
ないのも不安でした。
でも、日々は何とか過ぎてゆくものですね。
猫のいる生活が、普通の生活になっています。

先に来た子は、生後三週間未満くらいの白ねこ。
こちらはオスで、今は7ヵ月といったところ。
金目銀目、ひたいに数本の黒い塗り残し。
なまえは、チット。チビだったから。
哺乳瓶でミルク飲ませるところからだったので、
手放せなくなってしまった子です。

あとから来た子は、生後約二ヶ月の茶トラ。
メスなので、茶からチャイカにしました。
今は4カ月ちょっとです、たぶん。
ひろったときは1ヶ月半くらいで、
姉妹猫はもらわれましたが、
どうにももらい手がつかず、里子のお試しもだめだったりで、
結局、チットのなかまになることに。

二匹が顔を合わせた日は、ある意味ほっとする日でした。
はじめの日、チャイカはごはん食べながら、
チットにうなっていましたが、すぐやめました。
あとは、取っ組み合ったり、仲良くまるくなって寝たり、
適当に距離を取ったり詰めたりして暮らしています。
なによりも、私の留守には、いっしょに過ごさざるを得ません。
なにをしているかは、聞かないことにしています。

夏をチットと過ごしていた間ずっと、私にはアレルギー性鼻炎が
出ていました。
でも、夏の終わりから晩秋まで続けた漢方のおかげで
くしゃみも鼻水も止まり、部屋で猫を飼える自信が
ついたのは大きな前進です。

猫を飼えるというだけでなく、ついに、何十年来の病
(アレルギーは反応であって病気ではないかもしれませんが、
当人にとっては立派な病気です)
を克服しかけているのですから。

猫たちは、毎朝、私が起きる時間になると、そわそわ
しはじめます。目覚ましを何度も止めていると、
あきれたように見ていますが、夏はチットに何度も足を引っかかれた
ことを思うと、今は天国の朝です。

朝ごはんをもらったら、あったかい日はベランダに放してあげます。
たいてい、屋根のほうへ遊びに出て、楽しんでいます。
そのへんまで来る鳥を、野生の生き物らしく狙ったり。

遊んで、寝て、お昼を食べて。置きえさをすると、食べ過ぎて
お腹をこわすので、やれる時間にだけやっているから、
時間は不規則。朝から夕方までもらえないこともあります。
大人になったら、一日二食だよ。
といいたいけど、聞き入れられるかどうか。
また遊んで、寝て、晩ご飯。
ときには夜食ももらって、私がふとんに入ると、
チットはふとんの上の足元にごろんと丸くなり、
チャイカはどのへんにいるかわからないのですが、
朝にはたいていふとんの胸元あたりにいます。
チットの乗っていた足が、翌日しびれていることも。

感心なのは、二匹とも、夜のあいだに騒がないこと。
私がトイレに行って起こすことはあっても、
猫たちは朝まで静かに眠ってくれています。

人間といっしょに暮らす以上、習性も変えているのでしょうか。
でも、高いところにあがるのは大好き。
カーテンレールの上まで制覇し、
あちこちの棚の上もお気に入り。
戸が開いた隙に、階段から駆け下りるのは特別のレジャーみたいです。
そのあと、私にしかられても。
猫がこんなに高いところが好きとは、知りませんでした。
よく、煙と猫は・・と言いますよね。本当にそう。
駆け上がったり、駆け下りたり。

二匹ということで、お互いに、これまでの生きるノウハウを
教え合いながら、見よう見真似で覚えながら、
彼らは日々、大人の猫になってゆきます。
今のところ、私の膝のうえを先に取るのは、チャイカのほう。
チットは、小さいころは、ちっともなでさせてくれませんでしたが、
チャイカがなでられ好きなのを見ていて、
ときどき、ちょこんと私の前に座ります。
「なでてくれてもいいよ」
といってるみたいに、背中を向けて。
(マーズ)